11月2日に発売されたキャプテン翼マガジン第14号。
今号は980円といつもより高めでした。
以下に第14号の内容を紹介します。
表紙
カタールワールドカップ直前の発売号ということで、日本選手キャラだけでなく、各国の主力キャラたちが描かれていました。
リバウール、ミカエル、ピエール、シュナイダー、ディアス、クライフォート、エスパダスといった面々です。
なお、右のほうにスティック型の応援バルーンを持った可愛らしい女性アイドルの写真が。
サッカー好きで知られる日向坂46の影山優佳ちゃんでした。
付録
表紙で影山優佳ちゃんが持っている日本代表を応援するためのスティックバルーンが今号の付録でした。
使い方、組み立て方は雑誌内で説明されていました。
作者と三笘薫選手との対談
イングランド・プレミアリーグブライトンに所属する日本代表の三笘薫選手と作者の対談が行われていました。
2022年9月11日に行われた対談のようです。
日本の攻撃の要ともされる注目の選手です。
自身の経験および、キャプテン翼から受けた影響について話がされていました。
自身は岬太郎に近いタイプのプレイスタイルだと分析されていました。
なお、高橋陽一先生がサッカーに興味を持つきっかけになったのは、1978年のW杯アルゼンチン大会をテレビ観戦したのが始まりだそうです。
アルゼンチンで行われ、地元アルゼンチンが決勝でオランダを下して初優勝を果たした大会です。
ルンメニゲ、プラティニらが初出場した大会でもあります。
彼らはシュナイダーやピエールのモデルとされている選手なので、作者に与えた影響は大きいかと。
W杯を見てキャプテン翼の構想が生まれたので小学生編から漫画を始めていたとはいえ、最初から世界基準をベースにしていたのが、世界中で支持された理由ではないかと分析されていました。
カタールワールドカップ大特集
11月20日から始まるカタールワールドカップについてページを割いて取り上げられていました。
高橋陽一先生インタビュー
まずは高橋陽一先生が印象に残っている過去の試合や今大会の注目選手について語っていました。
若干、本大会を放送するAbemaTVの宣伝も入っていました。
日本代表展望
続いて、日本代表の展望が紹介されていて、キーマンとなる選手の紹介がされていました。
グループリーグで対戦するスペイン、コスタリカ、ドイツの分析記事がありました。
日本代表はベスト8以上の成績を目指すとのことです。
影山優佳スペシャルインタビュー
表紙にも登場していた日向坂46のメンバー、影山優佳ちゃんのインタビュー記事がありました。
個人的には顔と名前が一致していないメンバーでした。
サッカー好きというのも知りませんでした。
5歳からサッカーを始め、弟が読んでいたキャプテン翼の影響を受けたとのこと。
にわかなサッカーファンというわけではなく、かなりのマニアであるようで好感が持てました。
なお、キャプテン翼で好きな選手は意外にも石崎だということです。
泥臭くても努力しているタイプが好きなんだそうです。
この辺はちょっとファンを意識しているのかなと思いました（笑）
印象に残っている必殺技はツインシュートだそうです。
W杯の優勝候補はブラジルとフランスと分析されていました。
なお、W杯の特別番組でMCを務めることが決まっているとか。
頑張っていただきたいですね。
日本代表の戦いを徹底シミュレーション
元日本代表選手の中村憲剛氏がｗ杯で日本代表が予選で戦うドイツ、スペイン、コスタリカの戦力分析をされていました。
また、キャプテン翼における日本代表が三国と戦うならどんなスタメンにするかという仮想シミュレーションもされていました。
フォーメーションの組み方やメンバーの選定が、キャプテン翼を読み込んでいるなと納得させる内容でした。
カタールワールドカップの注目選手たち
井出保が注目する13人の選手を紹介していました。
メッシ、ネイマール、ペドリ、エムバペといったメンバーです。
同時にキャプテン翼世界における世界各国のライバルキャラたちが紹介されていました。
メッシのいるアルゼンチンにはキャプテン翼世界ではディアスがいるという具合です。
ちょんまげ隊長ツンさんに聞く、カタールってどんな国？
「FIFA公認ファンリーダー」というちょんまげ隊長ツンさんという方がカタールという国について解説していました。
試合会場には日本を象徴する姿で登場するのをモットーとされている方で、ちょんまげ姿と手作りの甲冑を着て応援されているそうです。
カタールという国については、とても治安がよく、観光スポットが多く、スタジアムが快適という紹介がされていました。
キャプテン翼ライジングサン
お待ちかねの本編漫画です。
今月も連続3話で85ページと特盛な内容でした。
気になる日本対スペイン戦の続きが描かれています。
詳しくは別記事にて紹介していますので、以下のページを見てください。
注：ネタバレありです。
キャラクターイラスト当てクイズ
キャプテン翼の担当（編集者？）というイトウ氏の娘さん（保育園の年中さん）が描いたという各キャラの絵を誰だか当てるというクイズでした。
高橋陽一先生が「読者はどれだけわかるのだろう？」という疑問を持ったことから生まれた企画のようです。
まあ、微笑ましい企画というべきですかね……
キャプテン翼メモリーズ4「最強！！明和FC伝説」
これまたお待ちかねの漫画です。
20ページほどありました。
これも別記事にしてありますので、良かったら読んでみてください。
日向と若島津が今回も対決しています。
その他の記事
おなじみのプレゼントコーナー、南葛SCやゲームの紹介などがありました。
翼と日向モデルの時計も作られた模様です。
新スポーツ、パデルのコートが調布市に完成したそうで、忙しい先生がイベントに参加された模様です。
また、パリ・サンジェルマンチームが来日した際、先生もパーティに参加。
メッシ、ネイマール、エムバペらのスター選手もキャプテン翼ファンだそうで、先生がその場で描く翼と岬の姿を予定時間を過ぎても見届けたそうです。
ちなみにプレゼントの応募は雑誌に書かれているパスコードがないと応募できません。
グッズが欲しい人は雑誌を購入しましょう。
なお、今月号では「キャプテン翼BOYS DREAM」がお休みでした。
個人的感想
今号は定期購読者である私のもとには3日遅れくらいで届きました。
間に祝日もありましたからね……
今号はワールドカップ開幕に合わせて11月発売となったようで、実際関係記事が多かったです。
ただ、この雑誌と実際のW杯をそこまで絡める必要があるかは少し疑問に思いました。
実際、内容がそれほど充実していたとは……
今回のW杯、あまり日本国内では盛り上がっていない様子なので、サッカーファンの裾野を広げるという意味でキャプテン翼が貢献するという考え方もできますが。
サッカー好きのアイドルが登場していたのは評価が分かれるところかと思います。
アイドルのファンがこのキャプテン翼マガジンの売り上げを伸ばしてくれるなら雑誌存続につながります。
しかし、空想的サッカー漫画とも言えるキャプテン翼世界に現実世界があまり入ってくるのをよく思わない人もいるのでは？
前号が発売された時点で私はその次の号は2月発売ではないかと予想していたのですが、ありがたいことに期待が裏切られ、次号は1月初旬発売だそうです。
その方がスケジュール的に先生やスタッフが休みがとれるのでしょうか？
どちらにしても、新年早々のお楽しみができました。
1月発売だとW杯の内容が漫画に影響するかどうかは微妙ですかね。
とにかく、楽しみにして待ちましょう。
キャプテン翼マガジンですが、どこの書店もコンビニも入荷数が少ないようなので、読み損ねないためにも定期購読をおすすめします。
定期購読者だけの特別なグッズ（各キャラのサインとか）がもらえたりもしますよ。
バックナンバーも手に入ります。
以下のリンクから申し込むことができます。
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